緋色の手帖

か弱い私に加減を頼むよ。

2021年・私の一文字漢字は「配」

2021年、私個人の一文字漢字は「配」だろう。

 

 

今年、私自身の一番の変化は、やはりなんといってもウーバーイーツの仕事を始めたこと。

知らない人は少ないと思うが、ウーバーイーツといえばデリバリーの「配」達のお仕事。

今年はこれにずいぶん救われた。

 

私の地元、八戸では今年の7月からサービス開始となった。

さっそく7月初日から稼働開始、といきたかったが、少々手続きに手こずったため、7月5日からの稼働となった。

最初はさすがに緊張したが、今となってはすっかり慣れた。

最初のあたりは2日連続での稼働は疲れで無理だったが、今は毎週土日の昼夜稼働できるまでになった。

 

実は、ウーバーイーツの少し前に、「Wolt(ウォルト)」というデリバリーサービスの配達員にも登録したが、マイナンバーカードを準備するなど少々手続きに手間取り、12月18日にようやく稼働開始となった。

 

報酬はというと、時給換算すると正直1000円ぐらい行けば御の字といったところ。

特に秋などの閑散期では時給500円以下という日もしばしばあった。

もっとも、現在の私の地元の八戸の最低時給は822円、私が以前パートで働いていた時期はたしか600円台のときもあった(私のパート先は700円ぐらいだった)ので、一応最低時給分は概ね確保できてはいる。

とはいえ、都心で稼働している方からすればかなり物足りないように思えるだろう。都心では2000円ぐらいで御の字らしいし。

 

しかし、先にも書いたが、私はこれによってかなり救われた。

以前働いていたパート先もやめ、メルカリなどで部屋の片づけついでに不用品を売却してギリギリどうにか生活費(といっても実家暮らしで光熱費などの生活費の大部分は親持ちであったが)をつないでいたが、今年の7月から地元でもウーバーイーツのサービスが開始したので、渡りに船とばかりさっそく配達員に登録して始めた。

 

実際稼働してみて、以前のパート先にくらべて非常に働きやすかった。

まず、決まった時間や日に出勤しなくてもいいということ。これが一番大きかった。

もちろんデリバリーにも注文が入りやすい日や時間(土日や昼食・夕食の時間辺りなど)はあり、なるべくその時を狙って稼働するのだが、出勤時間は決まってないからその時間に遅れても、休んでも誰も文句言わない。

 

妙な喩えかもしれないが、いうなら狩猟採集民族的な働き方だろうか。

生活の糧を得るために、狩りや採集に出かける感じ。

まあ、こういった働き方はギグワークというらしいが。

 

あとは、意外に私はタフ、とまでいかずとも、少なくとも肉体的な疲労にはある程度忍容性があることも改めて分かった。

実は、私は以前は思うところがあってトレーニングセンターに定期的に通い、体を鍛えていたこともあった。

最近は、あまり運動してなかったため、最初のあたりは、稼働した翌日はバタンキューといったこともあったが、最近はそこまでではなくなっている。

まあそれでも、そのうち疲れにくいバイク稼働も考慮に入れたほうがいいのかもしれないが、バイクを導入するにはいろいろ障壁があるので、とりあえず当分はこのままでやると思う。

 

 

後はゲーム実況の「配」信を始めたこと。

といっても、正直あまりモチベーションが続かず、たった7回で終了。

そもそもなぜ配信を始めようと思いたったかは、とにかく少しでも人脈を広げたい、という漠然としたものだったから、長続きしなかったかもしれない。

配信を始めた当時はニート状態で、これからどうしようか…という将来への漠然とした心「配」があった。

とにかく何かやらねば、という気持ちが先行していた。

 

ただ、前述したようにウーバーイーツのお仕事という助け舟が来たため、そっちのほうに力を入れるようになり、配信に対するモチベーションが相対的に下がってしまったのかもしれないが。

 

もっとも、ウーバーイーツという仕事がきても、果たしてこれからもこの仕事を生活の糧としていくかはわからない、というより、これで私の人生を終わりたくない、という想いが強い。

別に、世のため人のため、とまでいかずとも、社会の隅っこでも何かしらの足跡を残せれば、という想いがある。

当面はデリバリー配達の仕事しながらこれからの進む道を模索していくことになるだろうと思う。

 

来年の具体的な目標はいろいろ考えてはいるが、新年明けたらまたこのブログで改めて目標を公表したいと思う。長くなりそうなので。

 

 

では皆さま、よいお年を!